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仕様打ち合わせ その47「電気設備(1)」   

2009年 12月 21日

まとめるのに時間がかかりましたが、今回より私たちの家の「電気設備」について触れていきます。
電気設備も決めなければならない内容が多いので、3つのパートに分けて説明したいと思います。
1. 照明器具とスイッチについて
2. コンセントと分電盤
3. LAN、TEL、TV回線とインターホン、エコキュートについて
です。

照明
家づくりの中で照明プランが一番難しいんじゃないかと個人的に思う。
照明器具の意匠性(デザイン)で選びがちだが、本当に重要なのは“灯り”である。
灯りで空間全体をデザインする。言うなれば灯りもインテリアの一つである。
ただ灯りは空間の広さや、周囲の明るさにより変化するので、イメージすることが難しい。

灯りのイメージづくりをしようと照明メーカーのショールームに出向いたのだが、複数の照明が乱雑に飾られているので、全然イメージが湧かなかった。たぶん図面を持って行ってメーカーさんにプランニングしてもらうのが正しいやり方なのだろう。
ただ岡山県内に照明メーカーのショールームがあまりないので、もっぱらカタログを見ながら決めるようになるのだが、、、

昔は天井にシーリングライトが1灯ついていて、部屋全体を明るくしていた。
しかし現代では光の明暗で心地よさを求めるなど、照明プランも多様になってきている。
だが未だに単に明るさを確保するための照明プランが多いのではないだろうか?
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太陽の光を考えてみると、朝日を浴びると体がリフレッシュされ、日中は活動的になり、夕日を眺めると気持ちが安らぐ。光って体にものすごく影響を与えてるよね。
イライラする、キレる、憂鬱になる。このような原因の一つに、光からストレスを受けているのではないかと考えられているようです。(その他に不規則な生活や食生活なども挙げられますが)

気分に応じてBGMを変えたり、アロマやお香を焚いてリラクゼーションを味わったりするように、灯りもコントロールしたら、元気で快適な空間を作ることができるのではないだろうか?
なので、私たちは仕様打合せの中で、最も照明プランにこだわりました058.gif

仕様打合せの中で電気設備は後回しにすることが多く、いざ決める段階になると、散々いろいろなことを決めてきたので疲れてしまい、おろそかになるケースが多いのでは?
でも照明にしてもコンセントにしても、後で追加するとなると配線がむき出しになってしまう。
メーカーさんはお施主さんのライフスタイルが分からないので、お施主さんが「どの部屋で、どういった過ごし方をするのか」イメージしてコーディネーターに伝えないと、希望に沿うプランニングは難しいのが正直なところだと思う。
では実際にどのように照明プランを考えればいいのか?次回より掘り下げながら考えていきたいと思います001.gif

by mikan_na | 2009-12-21 17:26 | 仕様打ち合わせ

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