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仕様打ち合わせ その71「電気設備(25)」   

2010年 03月 31日

配線
家庭に引き込む配線は単相2線式と単相3線式があり、現在では単相3線式が一般的です。

056.gif単相2線式-黒と白の2本のケーブルで引き込まれ、100Vの電気が流れます。昔の家は、家庭に大型の電気設備を持っている人はいなかったので単相2線式で分電盤に引き込まれていました。(だいたい80年代までの家はそうだったようです。分岐ブレーカーは少ない個数しかついていなかった。)

056.gif単相3線式-最近では20畳以上のエアコン、IHなど200V仕様の設備を使用する家庭が増えています。100Vと200Vを配電するには赤白黒の単相3線式にする必要があります。
黒と白、もしくは赤と白に結線すれば100Vの電気が流れ、黒と赤に結線すれば200Vの電気が流れます。今では分岐ブレーカーで簡単に100Vと200Vを切り替えることができます。

056.gif100Vだけの設備なら単相2線式、100Vと200Vを配電するなら単相3線式なのですが、単相3線式は電圧降下、電力損失が1/4になり安定した電源が取れるので、たとえ100Vだけの設備であっても単相3線式にするメリットはあるようです。

056.gifリフォームの際にIHなどの200Vの設備を入れる場合、単相2線式から単相3線式に引き直す必要があるのですが、主幹ブレーカーも変える必要があります。(単相2線式では、主幹ブレーカーは30A以下しか取り付けられないため、容量が少なすぎるため50A以上のものに付け替えるようです。)
なお、引き込み工事は電力会社、屋内の配線工事(分電盤廻り)は電気屋さんに依頼しましょう。

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by mikan_na | 2010-03-31 16:48 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その70「電気設備(24)」   

2010年 03月 29日

分岐ブレーカーの数
056.gif最近では部屋数(コンセントと照明)+エアコン数+大型の設備の数+予備で分岐ブレーカーの数を決めることが多いと思います。
照明とコンセントを分けてブレーカーを設置するのもいいかと思います。
エアコンなど専用で設けている分岐ブレーカーは、落ちることはまずないのですが(ショートしたら落ちるけどね)、各分岐ブレーカーで消費する電力を約2,000W(100V×20A[分岐ブレーカーの容量])に抑えるとブレーカーは落ちないので、使用する家電製品と照明を考慮する必要があります。

056.gif各部屋で使用する家電製品をリストアップし、同時に使用したらどのくらいの消費電力になるか考えるために、簡単な目安表を掲載したので、参考にしてみてください。実際にお持ちの家電製品と消費電力が違うかもしれませんが、大きくは違わないと思います。

家電製品の消費電力(目安)
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※分かりやすくするために、使うと思われるエリアごとに分類し、消費電力の大きいものを赤字で表示しています。
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by mikan_na | 2010-03-29 16:40 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その69「電気設備(23)」   

2010年 03月 26日

分電盤
この項では分電盤とブレーカーについて触れます。
まずは家にどのように電気が引き込まれているかについて、簡単に説明すると、
056.gif電柱についたトランス(変圧器)で、家庭で使用する電圧(100V/200V)に変換されます。
056.gifトランスから電線を家庭に引き込み(引込線)、メーターを通って分電盤に入ります。
056.gif分電盤の中には、主幹ブレーカーと分岐ブレーカーがあります。(契約する電力会社によって、リミッター(サービスブレーカー)がついているところもあります。後ほど説明します。)
056.gif引き込んできた電線を主幹ブレーカーに接続し、その後複数の分岐ブレーカーを通って、各部屋、設備に電気を供給します。

主幹ブレーカー
今では容量の大きい設備を使用したり、オール電化にするご家庭が多いので、容量は50A~75Aが一般的だと思います。(リミッター契約を結ぶエリアは最大60A)
容量は引き込み線から分電盤までの電線の太さで決まるようです。

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分岐ブレーカー
一般的に20A(もしくは15A)が取り付けられています。各部屋、設備に分けて電気を供給します。
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by mikan_na | 2010-03-26 16:37 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その68「電気設備(22)」   

2010年 03月 24日

コンセントの口数
056.gif昔は「1部屋2あかり3コンセント」と言われていたそうです。
今でも標準仕様だと、そのくらいのコンセントの数が設定されてるんじゃないかな。でも実際に生活してみると足りなくて、不便に感じると思います。
自分が子供のころと今を比較すると、使用している家電製品の数は段違いに多いよね。

056.gifコンセントの数は家電製品の数を考慮する必要がある。と言ってもすべての家電製品の数だけコンセントをつけると、とんでもない数になってしまう042.gif
TVや電子レンジ、冷蔵庫など差し込んだままにする分は、当然あった方がいいよね。
その他は家電製品の数や使用頻度、同時に使用する機器はどのくらいか?などを考慮してコンセントの数を決めればいいのではと思います。

056.gifまずは自分たちがどんな家電製品を持っているのか?リストアップしてみよう!
それから、どの部屋で使用するのかを考えていくと、各部屋に何個コンセントがあれば便利か見えてくると思います。
各部屋の使用が想定される家電製品の例を表にしてみたので、参考にしてみてください058.gif

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※使うと思われるエリアごとに分類しています。
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by mikan_na | 2010-03-24 16:08 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その67「電気設備(21)」   

2010年 03月 22日

子育てに追われ、まんま小僧に悪戦苦闘しながら忙しい日々を送っていますが、長らく途絶えていたブログを再開したいと思います。 今回より22回にわたり、コンセントや分電盤などについてお送りします。
内容についてですが、電気の専門的な記述が多く含まれているため少し難しめですが、知識が増えると判断基準も増え、後々後悔しない選択ができると思ったので、思いついたことはすべて触れることにしました。 よかったら読んでください058.gif

コンセント
住み始めて一番後悔するのがコンセントの数ではないでしょうか?
コンセントは多くて困ることはないので、便利で快適に過ごすためには多めに設置しておく方がいいと思います。
部屋の広さや、家具や扉、家電製品の配置などを考慮して、取り付け高さや個数を決めていけばいいと思います。
また各部屋の生活動線をできるだけ細かくイメージできるかが肝になると思います。
掃除や洗濯、料理に食事、勉強に団らんなど、図面を見ながら、どのように行動するか考えてみましょう。

コンセントの取り付け高さ
056.gif一般的にコンセントの高さは床から25cmの高さに取り付けることが多いです。
056.gif和室は畳の上から15cmに設定するところもあるようです。たぶん畳に座るからから、より低い位置につけているのだと思いますが、立てった状態だと低すぎて抜き差ししにくいので、和室も25cmくらいがいいかなと個人的には思います。(うちは25cmです。)
056.gifエアコンは180cm~200cmの高さが一般的。
056.gif洗濯機は洗濯機の少し上くらいの105~110cmくらいに設定。
056.gif勉強机は抜き差し頻度が多いようだと、机の少し上くらいの70~90cmにすると便利かな。
056.gifダイニングや家事室にもカウンター上あたりにコンセントがあると便利です。
056.gif掃除機を差すコンセントが決まってあるのなら、30~40cmくらいの高さにし、抜き差しを楽にするのもありかな。(ただ部屋を見渡した時、25cmと30~40cmの高さの違うコンセントを見たら、見栄えはどのように映るのかイメージできなかったので、うちではしませんでした。)
056.gif扉や家具の配置を考慮して、コンセントは隠れない位置に取り付ける。
056.gifキッチンや洗面所など水回りは、水滴が飛ばない位置にコンセントを考慮する。

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by mikan_na | 2010-03-22 18:55 | 仕様打ち合わせ