カテゴリ:仕様打ち合わせ( 103 )   

仕様打ち合わせ その82「電気設備(36)」   

2010年 04月 26日

1Fキッチン

②‐1 ここでは調理器具とネットでレシピを調べることに使用する。
056.gif利用する家電: [ネットでレシピ]パソコン [調理フライヤー、ロースター、ミキサー、ジューサー
056.gifコンセントの口数: 2口
056.gifコンセントの高さ: システムキッチンの少し上(FL1000)

②‐2 カウンター上に複数の調理器具を置く。
056.gif利用する家電: オーブンレンジ、コーヒーメーカー、ホームベーカリー
056.gifコンセントの口数: 4口
056.gifコンセントの高さ: カウンターの少し上(FL1100)

f0192236_20121127.jpg②‐3 冷蔵庫とキッチン廻りの用途に使う。
056.gif利用する家電: 冷蔵庫、生ゴミ処理機
056.gifコンセントの口数: 2口
056.gifコンセントの高さ: 一般的な位置(FL250)

②‐4 ここはコーポの時に使用していた食器棚を置く。食器棚に家電収納がついているので、そこにコンセントを使用する。
056.gif利用する家電: [食器棚の家電収納]オーブントースター、トースター [食器棚横]白米保冷庫、空気脱臭機
056.gifコンセントの口数: 2口
056.gifコンセントの高さ: 食器棚の家電収納の高さに

IH専用。
056.gif利用する家電: IH
056.gifコンセントの口数: 1口
056.gifコンセントの高さ: IHの裏

食器洗い乾燥機専用。
056.gif利用する家電: 食器洗い乾燥機
056.gifコンセントの口数: 1口
056.gifコンセントの高さ: システムキッチン下

カウンターにシステムストッカーがついている。そこの調理器具のために専用回路にする。
056.gif利用する家電: 炊飯器、電気ケトル
056.gifコンセントの口数: 1口
056.gifコンセントの高さ: システムストッカーの裏
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by mikan_na | 2010-04-26 19:00 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その81「電気設備(35)」   

2010年 04月 24日

各エリアのコンセントの配置
前置きが長くなりましたが、実際の我が家のコンセントのプランについて触れていきたいと思います。
分岐ブレーカーごとにエリアを分け、コンセントの取り付け位置や口数について紹介します。どのように生活動線をイメージしながら検討したか、参考にしていただけたらと思います058.gif

1Fリビング・ダイニング

①‐1 ここは壁掛けのTVを含め、AV機器を中心に利用する。
056.gif利用する家電: TV、DVDレコーダ、スピーカー、ゲーム機
056.gifコンセントの口数: 4口f0192236_922073.jpg
056.gifコンセントの高さ: 壁掛けTVの中央辺りで、TVボードの少し上(FL650)

①‐2 ここはAV機器以外のもの。
056.gif利用する家電: FAX電話機、シュレッダー、携帯充電器
056.gifコンセントの口数: 2口
056.gifコンセントの高さ: ドア付近で、TVボードの少し上(FL650)

①‐3 LDKすべてに掃除機が届く位置にコンセントをつけた。
056.gif利用する家電: 掃除機、扇風機
056.gifコンセントの口数: 2口
056.gifコンセントの高さ: 一般的な位置(FL250)

①‐4 東側の壁側にもコンセントが1ヶ所あったほうがいいと思ったので、この位置に。
056.gif利用する家電: フットマッサージ [冬場、花粉時]加湿器、スチーム吸入器
056.gifコンセントの口数: 2口
056.gifコンセントの高さ: 一般的な位置(FL250)

①‐5 この位置にダイニングテーブルを置く。食事の際に調理器具を使う。
056.gif利用する家電: 卓上IH、ホットプレート、フライヤー、ロースター
056.gifコンセントの口数: 2口
056.gifコンセントの高さ: アップコンセント(床下)

エアコン専用。
056.gif利用する家電: エアコン
056.gifコンセントの口数: 1口
056.gifコンセントの高さ: エアコン取り付け位置の少し下(FL2000)
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by mikan_na | 2010-04-24 18:40 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その80「電気設備(34)」   

2010年 04月 22日

エアコン先行配管(隠蔽配管)
エアコンの配管は標準のタイプで、冷媒管2本、ドレン配管、それから操作線が本体からダクトを通り、室外機に接続されている。
冷媒管は16畳以下が2分3分、20畳以上が2分4分の太さになる。
電気配線の太さや数、ドレン配管の口径も機種により様々である。
隠蔽配管は同じ配管を使用したものに限られるため、取り付けられるエアコンが限定される。

高性能なエアコンが取り付けられない(付けないほうがよい)理由として、
換気機能―エアコンのタイプによって、吸排気をダクトを通して行うものがある。
加湿機能―室外の空気中の湿度を取り入れるためにチューブを通す必要がある。
お掃除メカ―ダストを屋外に放出させるため、排気パイプが必要。
要は冷媒、ドレン配管以外の配管が必要になるため、取り付けができないということです。
また同タイプのものを今後も付けると思っていても、仕様が変わる可能性は十分考えられ、購入しても高性能な機能の部分が接続できず、塞いで一般的な機能のみで使用しなければならないということもあり、お勧めできないということです。

隠蔽配管にすると、将来エアコンを買い替えた時、配管は継続して使用することになるが、
配管自体の耐久性は十分あるので使用は可能です。ただし、
エアコンの規格が変わると配管が使えなくなる可能性がある。
具体的に説明すると、冷媒がフロン(正式にはCFC[クロロフルオロカーボン])から代替フロン(HFC[ハイドロフルオロカーボン])に変わった際、強度が低い配管であったため使えなかった。
また、圧力だけでなく潤滑油も違うので、種類が変わると原則使えないようです。
※フロンはオゾン層を破壊するため製造中止になり、今年全廃されます。
現在使用されているHFCはオゾン層はあまり破壊しないガスなんだけど、温室効果ガスで地球温暖化を促進させるため、京都議定書で削除対象物質に指定されています。(何とCO2の数千倍温暖化させるらしい)
そのため新たな冷媒の開発が進められていて、今後冷媒が変わると予想されます。

冷媒を入れ替えることは可能(冷媒の種類が変わらなければ)だが、漏れていた場合は壁を壊して修理することはできないので使用不能となり、露出配管にやり直さないといけない。
エアコン洗浄や修理で本体や室外機を取り外す際に、配管が動いて破損や漏れを招く(例えば、ドレンの水漏れや冷媒ガスが抜けたりする)と使用不能になる。
当然リスクはあり、隠蔽配管はやらないほうがいいと思う。(自分はやっといて言うのも何なのですが…)

リスクを承知で隠蔽配管をやる場合、上記で書いた内容を考慮してエアコンを選ぶ必要があります。
自分が選んだポイントは、
056.gif昔からエアコンを手がけているメーカー
056.gif標準的な機能(冷暖房、除湿、送風)しかないタイプ、の2点です。
規格が変わらないかぎり同タイプのエアコンはあるだろうと思って選びました。

隠蔽配管は、当然新築時にしかできません。メリット、デメリットを考えた上でするかどうか考えてください。
うちの場合、南に面している部屋(ゲストルーム)を隠蔽配管にしたのですが、和モダンな外観であるため、室外機が南側に見えると美観を損ねると思ったのと、この部屋でのエアコンの使用頻度はあまり高くないという理由で、隠蔽配管にしました001.gif
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by mikan_na | 2010-04-22 21:03 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その79「電気設備(33)」   

2010年 04月 20日

エアコン
エアコンは容量が大きいので、専用回路としてブレーカーを単独で設ける。
そのため、たとえすぐにエアコンを取り付けなくても、取り付ける予定のある部屋すべてのブレーカーとコンセントの取り付け、および配線をしておくことが望ましい。
うちでは、すべての居間にエアコンをつけることを想定した。(ただし、茶の間は外壁に面していなくいので、エアコンは取り付けできない。)
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具体的には、
1Fリビングに取り付けて、LDKを空調する。
1F客間に取り付けて、客間と茶の間を空調する。
2F書斎に取り付ける。(予算の関係でエアコン本体はすぐにはつけない。)
2F主寝室に取り付ける。(予算の関係でエアコン本体はすぐにはつけない。)
2Fゲストルームに取り付ける。
⑮⑯2F子供室は将来間仕切りすることを想定して、南北にそれぞれに取り付けられるように設ける。(予算の関係でエアコン本体はすぐにはつけない。)
※番号は分電盤の項でつけた、分岐ブレーカーの番号です。
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エアコンの室外機の位置だが、
1Fリビングと⑮⑯2F子供室は、家の東側に室外機を設置する。
1F客間と2F主寝室は、家の西側に室外機を設置する。
2F書斎は、家の北側に室外機を設置する。
2Fゲストルームだが、位置的には南側に設置、なのだが、景観を考えると南面に室外機を置きたくない。
それで西側に設置することにしたのだが、エアコンのダクトも景観を考えると表に出したくない。
そこでゲストルームだけ、天井から西側の壁の中を伝って配管を這わした。
通常ならば、エアコンの取り付け工事は家が完成してから行うのだが、ここの配管のみ家を建築してる時に先行して取り付ける。

配管を埋設する場合のデメリットは、
加湿や換気、お掃除メカなどの機能がついた高性能なエアコンは取り付けられない、もしくは取り付けることをあまり推奨されない。(詳しくは次回で説明します。)
配管に不具合が生じても修理及び撤去できない。f0192236_1124087.jpg
冷媒を入れ替える作業が煩わしい。
などである。
埋設させるかどうかは、見栄えを取るか、性能を取るかで判断する必要があります。

また配管がどうしても長くなるので、熱効率は悪くなります。うちの場合購入したエアコンが12mまでの仕様でしたが、実際に設置してみたら13mだったので、冷媒を追加で入れました。
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by mikan_na | 2010-04-20 18:59 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その78「電気設備(32)」   

2010年 04月 16日

中国電力の電灯契約
いろいろ種類がありますが、一般家庭向けは今では“従量電灯”と“ファミリータイム”から選ぶと思うので、この2つについて説明します。

従量電灯
多くの方が契約しているプランだと思いますが、契約容量が6kVA未満が“従量電灯A” 6kVA以上が“従量電灯B”になります。
056.gif内容ですが、使用電力が増えるごとに料金単価が高くなります。基本料金はBよりAの方が安いのですが、電力料金はBの方が安いので、電気を多く使われる方はBの方がお得です。
以前であれば、夜間の電気使用量が多い場合、“エコノミーナイト”を契約して、夜間の電気代を安くしていたのですが、今では次に触れる“ファミリータイム”があるので、今では“エコノミーナイト”を契約される方は少ないのではと思います。

ファミリータイム
条件は従量電灯の適用範囲で1kVA以上の夜間に蓄熱できる機器(電気給湯器やエコキュートなど)をデイタイム以外の時間帯に負荷移行できる場合、こちらの契約内容に入れます。
056.gif内容は、電気の使用量を、
2つの季節(夏季[7/1-9/30]、その他季[10/1-6/30])と、
3つの時間帯(デイタイム[10:00-17:00]、ファミリータイム[8:00-10:00][17:00-23:00]、ナイトタイム[23:00-8:00]に区分して料金を計算させるプラン。
“ファミリータイム”は“プランⅠ”と“プランⅡ”があり、“プランⅠ”は基本料金が高いが、電力量料金が割安なため、電気の使用量が多い場合“プランⅠ”がお得(目安として月500kwh以上)になります。

056.gif料金単価を“従量電灯”と比較すると、“ファミリータイム”のデイタイムは“従量電灯”より電気料金が高いが、他の時間帯は安く、特にナイトタイムは10円を切る安さ!
熱源を使用する機器(食器洗い乾燥機や浴室乾燥機、生ごみ処理機など)をナイトタイムに利用すると、随分と電気代が安くなります。

056.gifそれから“ファミリータイム”にはいろいろ割引があり、まず電気給湯器やエコキュートなどマイコンで通電時間を制御し、電気の使用の少ない時間帯に移行できる機器を持っているとマイコン割引があります。
そしてオール電化にしていると、電気の総額(基本料金+電力量料金)から10%割り引いてくれます。3,150円の上限がありますが、これは大きいと思う。

だから電気の使用量が多くても、非常に電気代は安く抑えられます。
夜間に蓄熱できる機器を持っている方、オール電化にした方は、ほとんどの人が“ファミリータイム”で契約されているんじゃないかな!
電気の契約を理解した上で、設備を選ぶのも一考ではないでしょうか?
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by mikan_na | 2010-04-16 17:02 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その77「電気設備(31)」   

2010年 04月 14日

我が家の分電盤
我が家の分電盤がどのような仕様になっているか、ご紹介します。
056.gifまずは単相3線式で引き込まれ、主幹ブレーカー3P2Eに接続します。
容量は75Aで大きめです。部屋数と照明の数と大型設備の数を考えると、このくらいは必要になるのでしょうね。
分岐ブレーカーは、部屋数(コンセントと照明)+エアコン数+大型の設備の数+予備と全部で24回線、一般家庭よりだいぶ多いと思います。
100Vの回路は2P1E、200Vの回路は2P2Eのブレーカーが付いています。(1つだけ100Vの回路に2P2Eになっています。)
容量は20A、IHとエコキュートは30Aになってます。
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056.gif各回線についてもう少し細かく説明すると、
①~⑨は各居間の照明とコンセント。
⑩~⑯はエアコン専用。
⑰~23はキッチン、バス、トイレなどの消費電力の大きい設備を専用回線にしています。
※ブレーカーの順番は分かりやすく伝えるために、実際の配置と変えています。
24は予備として設けています。

056.gif分岐ブレーカーが過電流で落ちないか考えていくと、
⑩~23の専用回線については、ショートしない限りブレーカーが落ちることはない。
①~⑨だが、100V×20A=2,000W、要は約2,000Wを超えないかどうかを考える。
まずは照明だが、例えばダウンライトに白熱球60Wを8個付けていたとして、480W。
2,000W-480W=1,520W。「電気設備(24)」で触れた、家電製品の消費電力を見ると、消費電力の大きなものは、大きなモーターがついている製品か、熱源を使用する製品。それ以外の家電製品を多少使っても1,520Wはなかなか超えないだろう。
よって容量については、消費電力の大きな製品を使うエリアのブレーカーだけ考えればよい。

056.gif調理器具は熱源を使用したものが多いので消費電力が大きいのだが、事前に専用回線に分けてある(⑰~⑳)ので、キッチンについては問題ないだろう。

056.gif気になるのは茶の間と、客間。ここでは大勢集まって宴会ができるように続き間にしている。
例えば鍋ものや粉ものをしたとして、ホットプレートや卓上IHを2つ同時に使用。またコーヒーやお酒を飲むのにポットを使うかもしれない。3つを使うと3,500W強になる。
茶の間と客間は別の分岐ブレーカーになっているが、一方が2,000Wを超える可能性は十分に考えられるので、茶の間の1つのコンセントを専用回線にした。
細かい内容については後ほどエリアごとにまとめますので、そちらをご覧ください001.gif
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by mikan_na | 2010-04-14 18:56 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その76「電気設備(30)」   

2010年 04月 12日

安定器
白熱灯は電源をソケット部に結線させるだけで点灯させることができるが、蛍光灯は放電を安定させる装置が必要で、それが安定器です。安定器は照明器具内に収まっているので、外からは見えません。

安定器には銅鉄式と電子式があり、
056.gif銅鉄式にはグロー式とラピッド式があり、力率が低く、発熱する。
また10年以上使用していると消費電力が増加し、発熱量が増加する。
発熱量が増加することで急速に劣化が進むので、早めの交換が望ましい。
だが照明器具自体は寿命が15年程度あるので、器具がきれいだと、安定器を交換しようとはなかなか思わないだろうねぇ。

056.gif電子式はインバーター式で、消費電力の増加や熱放出の増加はほとんどなく高寿命。
効率よくランプを点灯させるので省エネです。
蛍光灯のインバーターは、まず交流電力をコンバーター部で直流に変換され、コンデンサーで電圧を安定させて、インバーター部で高周波の交流に逆変換させています。

将来、銅鉄式安定器をインバーター式に交換することを検討することが、この項目のテーマなのですが、動機付けがきちんとしていないと、なかなか交換するには到らないと思います。

家庭の消費電力の内訳
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最近の家庭の消費電力の内訳はグラフのような感じで、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビで約7割くらい占めるそうです。
エアコン、冷蔵庫、テレビは最近の省エネモデルに買い替える以外消費電力を削減する方法はありませんが、各部屋についてある照明は削減する余地があり、見直せば電気料金が安くなる可能性があります。

白熱灯は、電球形蛍光灯かLED(まだ高すぎてなかなか手が出ないが)に変えるとよい。
蛍光灯はどうかというと、安定器をインバーター式に変えると、銅鉄式より2割節電が可能。
また発熱温度が下がるので、2割くらい空調費が改善されることが期待できるそう。
さらにランプのちらつきがなくなり、ランプ出力を一定に維持できるので、フィラメント部分の熱損失を抑えてランプの寿命が長くなります。
インバーター式に変更するメリットは十分にあると言え、交換時期に迫った段階で検討してもいいかなと思います。
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by mikan_na | 2010-04-12 16:56 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その75「電気設備(29)」   

2010年 04月 09日

インバーター
省エネの代表格といえばインバーターで、その中でもエアコンにつけられているのが広く知られていると思います。

056.gifエアコンはコンプレッサーで空気を圧縮して暖めたり冷やしたりします。コンプレッサーを働かすためにモーターを動かすのですが、インバーターがつく前は単純にON/OFFさせただけでした。
モーターはフルパワーで回って、設定温度に達するとOFFになる。しばらくして設定温度からずれると再度フルパワーでONになる。これでは室温を一定に保つことは出来ず、常にフルパワーなため消費電力が大きい。また頻繁にON/OFFを繰り返すので、これも消費電力が増える原因(起動時に電流は多く流れるので、起動は少ないほうがよい。)になります。

056.gifそこで効率よく運転できるよう、コンプレッサーの働きを自在に制御するために考えられたのがインバーターです。インバーターは直流電力を交流に変換する装置で、周波数を変えてモーターの回転数を変化させます。つまりONの状態で、温度が変化するごとに回転数を変え、コンプレッサーが働く力を変化させるので、温度を一定に保つことが出来、ON/OFFを繰り返さなくえもよくなりました。
今ではほとんどのエアコンにインバーターが搭載されています。

056.gifまた、最近では高性能なタイプとしてPAM方式を採用したモデルも出ています。
これは周波数を変化させるのに加え、電圧を変化させます。
室内を急速に暖めたい(もしくは冷やしたい)場合は高圧で、省エネ運転時は低圧に変化させ、冷暖房の能力を高められています。
従来のインバータータイプが力率90%ほどに対し、PAM方式は99%と非常に効率に優れ、より省エネにつながっています。

056.gifインバーターはエアコンだけでなく、冷蔵庫や洗濯機にも搭載されています。
モーターの回転数をコントロールし、無駄な電気を使わないようにします。
冷蔵庫は、食材の量が変わっても庫内の温度を一定に保ち、冷やし過ぎを防ぎます。
洗濯機は必要なパワーで回転させるので、振動や騒音を低減できます。

056.gifインバーターは一般的にモーターの制御に使われていますが、それ以外に蛍光灯やIHにも使われています。
蛍光灯は、インバーターで交流電力を高周波に変換することで明るさをアップさせ、ちらつきを抑制します。低い消費電力で明るさを向上させるので省エネ性能がアップします。
IHはコイルを発熱させるために、インバーターで高周波交流電力を作っています。

高性能なタイプは値段も張りますが、効率がいいために消費電力が低くなっていますので、電気代は安く抑えられます。この辺りが商品選びのポイントになるのでは?と思います。
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by mikan_na | 2010-04-09 16:55 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その74「電気設備(28)」   

2010年 04月 07日

力率
各分岐ブレーカーで消費する電力を考える上で、使用する家電製品と照明について考えましたが、もう少し深く掘り下げて省エネタイプかどうかを考えてみましょう。

056.gif電力は電圧と電流を積算すると求められますが、家庭で使う交流の電気にはズレが生じ、100%有効に電気を使うことができません。これを力率といい、
実際の消費電力(有効電力)[W]=電圧[V]×電流[A]×力率
になります。
この力率がいいか悪いかで有効に電気が使えるかどうかになります。一般的に90%以上が力率がよいとされ省エネにつながります。

056.gif家電製品で力率が悪いものとして、
小型のモーターを使用した製品(扇風機やミキサーなど)が60%くらい。
銅鉄式安定器の蛍光灯が60%くらいらしいです。

056.gif最近の家電製品は力率がよくなっていて、エアコンや冷蔵庫など大きなものはインバーター化されて、力率は90%以上で省エネになっています。照明もLEDが話題になったように、どんどん効率がよくなっています。
消費電力については皆さん注意してみていると思いますが、力率についても追及していくと、消費電力が下がり、月々の電気代が安くなるので、省エネタイプかどうかも考慮したうえで、製品選びをしてみてはと思います001.gif
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by mikan_na | 2010-04-07 16:53 | 仕様打ち合わせ

仕様打ち合わせ その73「電気設備(27)」   

2010年 04月 05日

リミッター(サービスブレーカー)
056.gif電気の契約は電力会社によって違うようです。
“関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力”は一般的な従量電灯の場合、契約容量につき基本料金が変わります。
“北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力、九州電力”はリミッターの契約電流により基本料金が変わります。
どちらも基本料金が変わると、料金単価も変わります。

056.gifたびたびこのブログの中に出てきたリミッターですが、
すべての分岐ブレーカーに同時に流れている電流の合計が、契約しているリミッターの大きさ、例えば50Aを付けていたら50Aを超えた時点で、リミッターが切れ、すべての電気の供給をストップさせます。

056.gifリミッターは電力会社と契約電流を決めます。(10A~60Aまである)
契約電流により電気の料金が変わり、電流が大きいほど、基本料金も料金単価も高くなります。
なので、小さい電流で契約すると、電気料金を節約できます。
だが、小さすぎると頻繁にリミッターが切れて不便な思いをします。
適切な電流を見極めて契約する必要があります。(契約電流の変更は簡単にできるようなので、小さめで契約して、リミッターが切れるようだと契約電流を大きくすればよい。)

まあ、岡山ではこのような契約はできないので、知らなくてもいい情報なのですが、参考までに書きました001.gif
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by mikan_na | 2010-04-05 16:52 | 仕様打ち合わせ