仕様打ち合わせ その95 「電気設備(49)」
2010年 12月 13日
イーサネットには規格があり、伝送速度10Mbpsの10BASE-T、100Mbpsの100BASE-TX、1Gbpsの1000BASE-T、10Gbpsの10GBASE-Tがある。
LANケーブルにもカテゴリと呼ばれる規格があり、カテゴリの数が大きくなるほど、電気特性が上がり、高い周波数の信号が送ることができる。
カテゴリ3や5のケーブルはナローバンド時代のもので、ブロードバンド通信には使用できない。今では市販されていないと思います。
光の通信速度が100~200 Mbpsで将来さらに高速になることを考えると、LANケーブルはカテゴリ5e以上にしておけば、将来LANケーブルを買い替える必要がなくなる。(ルーターやハブ、パソコンは伝送規格にあった製品に変更しないといけなくなると思いますが…)
またLANケーブルはカテゴリが上がるほど伝送帯域が広くなるので、ノイズ干渉に強く、安定した伝送が行える。
宅内LANにする場合、LANケーブルの配線はカテゴリ5eが使われていることが多いと思います。
ですが予算に余裕があるようだと、将来を考えてカテゴリ6以上にするのもアリかと思います。
※ハウスメーカーさんはLANやTEL線を通す配管の工事を行います。
配線工事は、家が完成してから電気工事業者に依頼し、配管内にLANやTEL線を配線してもらいます
by mikan_na | 2010-12-13 21:39 | 仕様打ち合わせ