仕様打ち合わせ その76「電気設備(30)」   

2010年 04月 12日

安定器
白熱灯は電源をソケット部に結線させるだけで点灯させることができるが、蛍光灯は放電を安定させる装置が必要で、それが安定器です。安定器は照明器具内に収まっているので、外からは見えません。

安定器には銅鉄式と電子式があり、
056.gif銅鉄式にはグロー式とラピッド式があり、力率が低く、発熱する。
また10年以上使用していると消費電力が増加し、発熱量が増加する。
発熱量が増加することで急速に劣化が進むので、早めの交換が望ましい。
だが照明器具自体は寿命が15年程度あるので、器具がきれいだと、安定器を交換しようとはなかなか思わないだろうねぇ。

056.gif電子式はインバーター式で、消費電力の増加や熱放出の増加はほとんどなく高寿命。
効率よくランプを点灯させるので省エネです。
蛍光灯のインバーターは、まず交流電力をコンバーター部で直流に変換され、コンデンサーで電圧を安定させて、インバーター部で高周波の交流に逆変換させています。

将来、銅鉄式安定器をインバーター式に交換することを検討することが、この項目のテーマなのですが、動機付けがきちんとしていないと、なかなか交換するには到らないと思います。

家庭の消費電力の内訳
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最近の家庭の消費電力の内訳はグラフのような感じで、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビで約7割くらい占めるそうです。
エアコン、冷蔵庫、テレビは最近の省エネモデルに買い替える以外消費電力を削減する方法はありませんが、各部屋についてある照明は削減する余地があり、見直せば電気料金が安くなる可能性があります。

白熱灯は、電球形蛍光灯かLED(まだ高すぎてなかなか手が出ないが)に変えるとよい。
蛍光灯はどうかというと、安定器をインバーター式に変えると、銅鉄式より2割節電が可能。
また発熱温度が下がるので、2割くらい空調費が改善されることが期待できるそう。
さらにランプのちらつきがなくなり、ランプ出力を一定に維持できるので、フィラメント部分の熱損失を抑えてランプの寿命が長くなります。
インバーター式に変更するメリットは十分にあると言え、交換時期に迫った段階で検討してもいいかなと思います。
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by mikan_na | 2010-04-12 16:56 | 仕様打ち合わせ

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