仕様打ち合わせ その73「電気設備(27)」
2010年 04月 05日
電気の契約は電力会社によって違うようです。
◆“関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力”は一般的な従量電灯の場合、契約容量につき基本料金が変わります。
◆“北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力、九州電力”はリミッターの契約電流により基本料金が変わります。
どちらも基本料金が変わると、料金単価も変わります。
たびたびこのブログの中に出てきたリミッターですが、
すべての分岐ブレーカーに同時に流れている電流の合計が、契約しているリミッターの大きさ、例えば50Aを付けていたら50Aを超えた時点で、リミッターが切れ、すべての電気の供給をストップさせます。
リミッターは電力会社と契約電流を決めます。(10A~60Aまである)
契約電流により電気の料金が変わり、電流が大きいほど、基本料金も料金単価も高くなります。
なので、小さい電流で契約すると、電気料金を節約できます。
だが、小さすぎると頻繁にリミッターが切れて不便な思いをします。
適切な電流を見極めて契約する必要があります。(契約電流の変更は簡単にできるようなので、小さめで契約して、リミッターが切れるようだと契約電流を大きくすればよい。)
まあ、岡山ではこのような契約はできないので、知らなくてもいい情報なのですが、参考までに書きました
by mikan_na | 2010-04-05 16:52 | 仕様打ち合わせ